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After Effects 間違ったエフェクト辞典 2巻
(CC編)

完全な独断と偏見で標準搭載のCCエフェクトに対する感想を綴ってあります。
カテゴリーはCS6に準じています。

-間違ったエフェクト辞典 1巻-

-間違ったエフェクト辞典 3巻-


---------------キーイング---------------

■CC Simple Wire Removal
特撮等で用いる「ワイヤー」を消すエフェクト。
2点間を結ぶ線を、周囲の画像を引っ張ってきて消す仕組み。
実際に上がってくるワイヤー撮影素材は非常に凶悪な場合が多く、
これ一発で消せるようなケースは少ないと思われる。


---------------シミュレーション---------------

■CC Ball Action
現役の名エフェクトが揃うCCシミュレーション軍団。
その中でも凄まじいパフォーマンスを誇るBall Action。
イメージを細かい玉にして飛ばしまくる。
絵がバラバラになって散っていく表現を筆頭に、使う人の応用力次第で非常に広い活躍を見せる。
捻り、回転、カメラへの対応。これ単体でも販売できたのではないだろうか。
「Formでいいんじゃねえの?」というTrapcodeマニアの声が聞こえてきそうだが、否。
被写界深度とモーションブラーに対応し、
質感が細かく設定できるようになれば世界を獲れるはず。
作例181

■CC Bubbles
イメージを元に泡を生成する。
適用対象によっては非常に面白い効果が得られる。
動きの細かい制御、質感の設定の他、カメラへの対応が望まれる。
また、「泡」エフェクトと同様、発生数の上限を低めに制限している。
なぜもう少し頑張らなかったのか、いろいろ残念なエフェクト。


■CC Drizzle
綺麗な波紋を大量に生成する。
歪みとハイライトを同時に作ってくれるのがいい。
動作は比較的軽く、ライティングと質感の設定も可能。
発生位置を指定できないのと、消える時にカットで消えてるのが惜しいところ。


■CC Hair
毛を生やす異色のエフェクト。
イロモノ的立ち位置にも関わらず、重さや太さなど設定が多く、
本気で毛の表現を追求していたであろう気迫が伝わってくる。
以前は重すぎて使い物にならなかったが、ようやく時代が追いついた。
大量に生やして思いのままにモフモフするといい。
人の頭に適用すると、とても楽しめる。
プラグイン使用例52

■CC Mr. Mercury
かつては何も言わずに落ちることで有名だったMercury氏。
時代と共に、落ちることなくニュルニュルしたものを大量に放出できるようになったMercury氏。
他のパーティクルエフェクトがやってくれない、粘性のある流体の表現が可能。
氏が3D空間に放出できるようになってレイトレースに対応するのはいつの日か。
強化されれば、誰もがParticular一択の現状に一石を投じるであろうエフェクト。
作例183

■CC Particle Systems II
システムだしUだし名前はかっこいいが、Trapcodeの登場のせいで完全に霞んだ。
パーティクルプレイグラウンドと比べれば凄すぎる性能を誇るエフェクトだったが、
Particularの前では分が悪すぎた。
四面体や立方体をあんなに早く出せるのに。


■CC Particle World
「Trapcodeが存在しないパラレルワールド」があったとしたら、そこでは全員マスターしているであろうエフェクト。
一瞬で大量の箱が出せるなど、ボリュームのある賑やかしを手軽に作りたい時に嬉しい。
便利さにおいて評価すべき点は多い一方で、それが細かい制御のしづらさになっている面もある。
作例177

■CC Pixel Polly
イメージをバラバラに砕く。
「Grid Spacing」の値を小さくすることで、破片をかなり細かくできる。
「Force Center」にキーを打って動かすことで、砂が風に吹かれて消えてくような表現も可能。
破片が均一で平面的なのが勿体無い。
「シャター」エフェクトと機能が合わさったらいいのに。


■CC Rainfall
雨を降らせる。
速度や量や風等、一通り必要な要素が揃っている。
上手く合成すればかなりそれっぽく見える。
カメラへの対応を望むのは贅沢か。


■CC Scatterize
イメージを砂のように粉々に散らす。
「拡散」エフェクトがやってるようで全然やってない事を平然とやってのける。
粒は奥行を持っているのだが、どういうわけか「捻り効果」しか加えられない。


■CC Snowfall
雪を降らせる。
Trapcodeでも作れるが、手間暇を考えればこちらの方がいいケースはあるはず。
被写界深度に対応したら、ホコリとかの空間表現にきっと使える。
雪の形が選べたらいいのに。
あと、3Dレイヤーに対する手前と奥の切り分けをやってくれると助かる。


■CC Star Burst
イメージを粒にし、それらが手前に繰り返し飛んでくるような効果を作る。
その後の処理次第で、ワープしてるみたいな効果などが作れる。
この手の効果に求められがちな「ループ処理」を頼んでもいないのにやってくれる、気の利くやつ。



---------------スタイライズ---------------

■CC Block Load
画像がブロック状→鮮明な画像に段階的に表示される効果。
昔のインターネットの画像ダウンロード。
現実よりも、映画とかでよく見るやつ。
同じことを別の手段でやろうとすると地味に面倒。


■CC Burn Film
フィルムが焼けて溶けるような効果。
もう少し細かい設定ができれば…とにかく大味すぎる。
惜しい。


■CC Glass
その名の通り、ガラスっぽくする。
若干重いが、思わぬ変化をもたらしてくれることがある。
どうしても行き詰まったら一度かけてみるといい。
Particular等を水っぽく見せたい時に大活躍。


■CC Kaleida
元のイメージから万華鏡のようなビジュアルを創りだす。
他の手段で同じものを作ろうとするとセッティングに時間がかかる上、
ちゃんと反射させた万華鏡を作るのはCG屋が全力で嫌がるので、
このエフェクトにお世話になるケースは多いと思われる。


■CC Mr. Smoothie
2点の色情報を元にイメージを変化させる。
Smooehnessの数値を上げまくると、驚く程溶ける。
グリッドやセルパターンといった、シンプルなものにかけると、
思いもよらない視覚効果が得られたりする。


■CC Plastic
CC Glassの仲間。
Glassと比べると、形が崩れないままツヤが出せる。
レイヤースタイルの中途半端な「ベベル」で行き詰まったら、一度試してみるといい。


■CC RepeTile
上下左右にイメージを拡張する。
こういうことをやってくれるエフェクトは意外と少ない。
画ブレ足しの時とかに役に立つ。
「低レベルながらも裏ボス戦ですごい使えるスキルを持ってる仲魔」みたいなやつ。


■CC Threshold
標準より設定が多い「しきい値」。
やはり境界線が雑になるので使いどころが限定されそう。


■CC Threshold RGB
CC Thresholdの、チャンネル毎に設定できるようになったやつ。
色がはっきりと分かれたイメージに対して、何かしら使い道があると考えられる。



---------------チャンネル---------------

■CC Composite
レイヤーを複製して描画モードを変えたのと同じ効果を得られる。


---------------ディストーション---------------

■CC Bend It
2点を基準にグニャッとさせる。
イメージがトリミングされるので使い勝手がよろしくないが、渦巻きっぽい形にできる。
「もう少し曲げたい」というところで数値が上限になる、まるでゲームの体験版みたいな仕様。
CCディストーション軍団は一見パッとしない効果が多いが、
同じことを他の手段でやろうとすると途方もなく面倒であり、
「いつかどこかで助けてくれるのではないか?」という淡い期待を抱かせてくれるやつが多い。


■CC Bender
2点を基準にグニャッとさせる。
制御に慣れが必要だが、
メッシュワープ系のエフェクトより手軽で速いので状況次第では活きるはず。
単純な形にかけると良さげ。


■CC Blobbylize
水を被ったような質感にする、中二っぽいネーミングセンスのエフェクト。
BlobLayerの設定と、その後の加工次第でいい感じの水の表現が可能。
Cut Awayを下げることで、にじみ出るような効果が作れる。


■CC Flo Motion
指定したポイントに向かって吸い込まれるような変形を施す。
ポイントは2点あり、少し数値を増やすだけで盛大に歪む。
効果が派手な初心者が飛びつきがちなエフェクト。
ディストーション系全般に言える事だが、
派手なものほど、気を付けないと安っぽくなる。


■CC Griddler
簡易カードダンス。
設定できる項目が少々物足りないが、「円」とかにかけてパラメータをいじるだけで、
そこそこ面白い結果が得られる。


■CC Lens
イメージを丸く歪める。
「極座標」エフェクトとは処理が全く異なる。
「レンズ補正」エフェクトとも全くの別物。


■CC Page Turn
紙がめくれるような効果。
3DCGを使うまでもないような状況など、何かと出番がある。
CS6になりレイヤーを曲げることができるようになったわけだし、
もうちょっとめくれ方とかが進化してくれてもいい気がする。


■CC Power Pin
「コーナーピン」と同じだが、調整できることが少し増えている。
「コーナーピン」同様、簡単なハメコミ合成には使える。
使わない人は一生使わないし存在を知りもしないと思われるエフェクト。


■CC Ripple Pulse
CC Lensのような歪み効果。
適用しても何も起こらないので「?」となるが、
Pulse Levelにキーを打つと歪みが生じる。
このエフェクトじゃないといけないという状況が思い浮かばないが、
CC Lensとは微妙に異なる変形をするし、どこかで使用してやってほしい。


■CC Slant
斜めに歪める。
3D的な効果が当たり前となった昨今においては、誰も頭の片隅にすら無さそうなエフェクト。


■CC Smear
フォトショップの指先ツールのように画像を歪める。
人物に適用すると、秘孔を突かれたみたいになる。
使用者のセンスが問われるタイプのエフェクト。


■CC Split
口みたいに割れさせるエフェクト。
実写の顔に適用すると、非常に不気味なものが作れる。
オーディオと連動させて色々なものを喋らせてみてはいかがか。


■CC Split 2
上下で異なる数値を設定できるようになったSplit。
さらに、Plofile(リセットの右にある)で裂け目の形を編集できる。
このPlofileの機能面白いのに、他にも活かせなかったんだろうか。


■CC Tiler
画面複製効果。
某翻訳サイトで翻訳したところ「タイル製造人」とのこと。
製造人って。
中の画面の再生タイミングを制御できたら現役に復帰できるはず。



---------------トランジション---------------

■CC Glass Wipe
ガラスっぽいトランジション。
かつては適用した瞬間に何も言わずに落ちることもあった。
GradientLayerを変えることで、様々な応用が可能。


■CC Grid Wipe
格子状のトランジション。
オシャレ感と面白さを伴う効果だが、なぜか格子の数に上限があるのが残念。


■CC Image Wipe
暗いところから削るように消すことができる。
炎を無理やり消す時などに重宝する。


■CC Jaws
そのネーミングから、「鮫の歯をイメージせよ」というメッセージが読み取れる。


■CC Light Wipe
光が広がりながら画面を切り替える効果。
Color from Sourceをオンにすると、途端に可能性が広がる。


■CC Line Sweep
非常に地味で使い道の少なそうなトランジションだが、
同じことを他の方法でやろうとすると、結果のしょぼさの割に時間がかかるのは確か。


■CC Radial ScaleWipe
丸型のトランジション。
境界線が歪んでいるのが特徴。
この歪んだ部分に多くの可能性が詰まっている。
形が円だけなのが勿体無い。


■CC Scale Wipe
指定した方向にイメージを引き伸ばす。
非常に応用の幅が広く、切り替え効果の枠に収まらない活躍をする。
「円」とか単純なイメージにかけてその威力を実感するといい。
無限の可能性を秘めた2Dトランジション界の貴公子。


■CC Twister
画像を捻って切り替える。
使用する機会は極端に少ないと思われる。
確かに同じことを他の方法でやろうとすると、かなり手間だが、
もっと雑巾みたいに何回転も捻れるようにできなかったのだろうか。


■CC WarpoMatic
モーフィングのような効果。
モーフィングという表現自体が言うだけで恥ずかしい、
死語っぽい感じがするのは気のせいだろうか。



---------------ブラー&シャープ---------------

■CC Cross Blur
縦と横方向に、それぞれしょぼい感じのブラーをかける。
その後の処理次第では、StarGlowの劣化版のような効果を作ることが可能。


■CC Radial Blur
回転及びズームブラー。
「ブラー(放射状)」よりも処理が綺麗。


■CC Radial Fast Blur
簡単なズームブラー。
Fastというだけあって確かに速いが、そのままだと発光感が乏しい。
上手く合成することで、Trapcode Luxのようなボリューム感のある光の表現が可能。


■CC Vector Blur
マップを指定してブラーをかける。
そのままでも面白い効果が得られる。
フラクタルノイズやParticularなどで炎を作る時に、隠し味的に役に立つ。
作例155


---------------遠近---------------

■CC Cylinder
筒状に変形させる。
立体的で、しかも曲げるという、一昔前のユーザーにとっては夢のような効果であった。
カメラに対応しており、トンネルの作成等に活躍を見せる。
筒を複製できて、それのアニメーションに時間差を出せたりしたら素晴らしいのに。


■CC Environment
TrapcodeのHorizonのように、周囲を囲むように変形させる。
3D空間を作る時に非常に助かる。


■CC Sphere
球を作る。
衝撃波の作成などに使える。
問題はカメラに対応してくれない点。
標準でレイトレースが搭載されるに至ったにも関わらず、
カメラに対応した球が出せないとは一体どういうことなのか。
是非とも関係各位にご検討願いたい。


■CC Spotlight
スポットライトが当たったような効果が得られるが、
対象の質感が設定できないのが残念。



---------------時間---------------

■CC Force Motion Blur
動画の動きを元にモーションブラーのような効果を出す。
RSMBが無い時には「タイムワープ」とか、これで何とかする。


■CC Time Blend
各フレームを指定した描画モードで重ねていくような効果。
残像を作りたい時に有効。
プレビューの前にClear(リセットの右にある)を押さないと正しく再生してくれない。


■CC Time Blend FX
各フレームを指定した描画モードで重ねていくような効果。
CC Time Blendとの違いは、
「CC Time Blend FXを1レイヤーに2回適用し、間に別のエフェクトを挟む」
という隠し技みたいな方法で確認することができる。


■CC Wide Time
前後の絵をエコーのように重ねる。
緩急が激しい動画に適用すると不思議な世界になる。
作例197


---------------色調補正---------------

■CC Color Neutralizer
色補正。
色情報のグラフが見れる。
あまり使い勝手がよろしくない気がするが、慣れ次第なのだろうか。


■CC Color Offset
ビビッドでパンクでサイケデリックなカラーを手軽に作りたい時にはこれ。
細かい色の指定には全く対応できないので、
ちゃんとした色補正をやりたい人は無視してもよろしい。


■CC Kernel
ベベルと輪郭検出のいいところだけを足したような効果が得られるエフェクト。


■CC Toner
イメージを、指定した数の色で置き換える。
彩度を下げただけのモノクロに物足りなさを感じた時に活躍。
また、「コロラマ」エフェクトをつかうまでもない程度の色の置き換えにも。



---------------描画---------------

■CC Glue Gun
接着剤銃。
Brush Positionを動かすことで、粘性のあるラインを描ける。
発想次第で面白いものが作れそうな予感。
CC Mr. Mercuryと似ているが、重力等の物理設定が無い。


■CC Light Burst 2.5
放射状の発光効果を加える。
エフェクト制作などにおいて大いに活躍する効果だが、
動作が速くて詳細な設定が可能なプラグイン「Shine」の登場で影を潜めた。
光を伸ばすとかなり重くなるので注意が必要。


■CC Light Rays
指定したポイントを中心に光がほとばしるような効果を作る。
ポイントを移動させることで、レンズフレアともバースト系とも異なる独特の発光エフェクトが作れる。
「Shine」や「StarGlow」だらけの光表現の中において、
この異彩を放つエフェクトは新鮮に映るかもしれない。
元のイメージを極端に変形させて光っぽく見せているので、
黒平面に使っても何も起こらない。


■CC Light Sweep
ロゴとかが画面に決まった後に「キランッ」って光が走る、あれ。
誰が最初に考えたのか、とにかくどういうわけか「決まった感」が出る、あれ。
他に使い道は無さそうだが、これが無いと手間が増えてちょっと嫌だという人は、
全ユーザーの12%くらいいるのではないだろうか。
実際にあんな斜めの光が都合よく反射する状況があるのかとか、考えてはいけない。


■CC Threads
織物のような模様をつけられる。
パッと見イメージが限定されすぎていて使えなさそうだが、
割と自由に模様を変更できるため、幾何学パターンを簡単に作るエフェクトと捉えるべき。





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