初心者から熟練者まで、役に立つかもしれないAfterEffects知識。
記載しているショートカットはwindows版です。



標準エフェクトで、黒い部分をアルファにする

エフェクト「チャンネルコンバイナー」を適用。
変更オプションを「最大RGB」、ターゲットを「アルファ」にし、
エフェクト「カラーマット削除」を適用することで、
イメージの黒い部分をアルファに変換できる。

エフェクト「チャンネルシフト」でも同じことができるが、少し手間がかかる。


マスク作業指針

CS5のお陰で便利な時代になりつつも、描かざるを得ない時があるマスクの話。

■フルサイズで作業する
1/2サイズでも結構ズレるので必ず確認する。

■キーフレーム打ち忘れに注意
注意。

■マスクの色は見やすい色にしておく
レイヤーを選択して「M」を押して出てくる、色のついた四角をクリックすると変えられる。

■頂点は可能な限り少なくする
線が上手く描けるように、パスの操作には慣れておく必要がある。

■初めから1フレずつやろうとしない
動くものを追う場合、例えば最初は3秒毎、次に1秒毎、10フレ毎と追っていくと効率がよく上手くいく場合が多い。

■パーツごとに分ける
例えば人物は顔、体、左右手足で別のマスクを描くようにする。
一見手間なようだが、手が隠れた場合などに1マスクだと無駄な頂点が行き場を失う。

■全体を移動させる
マスクパスをダブルクリックすると全体を移動、拡縮、回転できるのでそれを駆使する。結構重要。

■インターレース
実写などのフィールド入り素材を扱う場合、フッテージをフィールドで分割し、
コンポジションのフレームレートを60フレームにして作業する。
書き出す際にフレームレートを30にするのを忘れずに。
(そこまでしなくても、30フレのままで何とかなる場合も多々ある)

フィールドの奇数か偶数かは、基本的に奇数である場合が殆ど。ただ、たまに例外がある。
SD素材は基本的に偶数、また、特定のソフトや機材を経由した場合に偶数になってたりする。
間違っていたら明らかにおかしい動きになるので分かると思うが不安なら要確認。

■マスク作業を少し軽くする技
レイヤーを複製して、上のレイヤーを非表示にし、その非表示にしたレイヤーにマスクを描く。こうすると少し作業が軽い。

■困ったときの「F」
境界線をぼかすことで、なんとなく上手くいったように見える場合があると信じてみる。


Particularの発生点をカメラで追う

ヌルを出して名前を「ヌル 1」として3Dレイヤーにする。
Particularのパラメーター「Position XY」に

temp = thisComp.layer("ヌル 1").transform.position;
[temp[0], temp[1]]

Particularのパラメーター「Position Z」に
temp = thisComp.layer("ヌル 1").transform.position;
temp[2]

と記述。
カメラの目標点に

thisComp.layer("ヌル 1").transform.position

と記述。


特定の軸だけにwiggle

例えばX軸だけ揺らしてYは180に固定したい場合、

X=wiggle(1,100)[0];
[X,180]


X軸、Y軸の振動を異なる強さにしたい場合は、

X=wiggle(1,100)[0];
Y=wiggle(20,1000)[1];
[X,Y]

※()内の数値は任意のもの


細い平面の謎

平面レイヤーを細くして回転させると妙なことになる、伝統の現象。
連続ラスタライズをオンにすると解消される。


画が同じかどうか確認する

比較したいレイヤーを重ねて、上のレイヤーモードを「差」に。
画が真っ黒になったら一致してるということ。


シェイプレイヤーからモーションパスを作成する

▽シェイプレイヤー▽コンテンツ▽シェイプの中の「パス」を選択してctrl+c。
動かしたいレイヤーの「位置」を選択してctrl+v。

※ただし、シェイプレイヤーから長方形、楕円形、多角形はコピーできないっぽいので、
例えば星型のモーションパスを作りたい場合、平面に星のマスクを描き、 ▽平面▽マスクの中の「マスクパス」を選択してctrl+c。

あと、イラストレーターからもパスのコピーが可能。


関連知識

■複数のキーフレームを選択した状態で、altを押しながら端のキーフレームをドラッグすると、間隔を維持したまま長さを変更できる。

■複数のキーフレームを選択した状態で、キーフレームの上で右クリック→キーフレーム補助→時間反転キーフレームで、動く方向を逆にできる。

■動くレイヤーを選択した状態でctrl+alt+oで、パスに沿って向きを変えるようにできる。


カメラがあるコンポジションで、コンポジションサイズの変更後も同じ画にしたい時

カメラがあるコンポジションで、コンポジションサイズを変更した後に同じ見え方にする方法。

カメラのズームに、変更後のサイズ÷変更前のサイズを掛ける。

例えば640*360のコンポジションを1920*1080に変更した場合、
カメラのズームを3倍すれば同じ画になる。
但し、コンポの縦横比が同じこと前提。


標準のレンズフレアを遮る

標準のレンズフレアを遮る方法。
レンズフレアの「フレアの明るさ」にエクスプレッションで、

p=effect("レンズフレア")("光源の位置");
(1- thisComp.layer("遮るレイヤーの名前").sampleImage(p)[3])*100

と入力。
最後の100はフレアの強さ。
この場合、遮るレイヤーはアルファ付きである必要あり。


ブラーの比較


手早く複数のレイヤーをランダムに配置する

レイヤーの位置に「wiggle(0,1000)」と書くだけ。
1000は広がる範囲なので好みで。


プレビューが重い時にすべき基本事項

プレビューが重い時は

・画質を落とす
・モーションブラーをオフにする。
・フレームブレンドをオフにする。
・カメラの「被写界深度」をオフにする。
・ライトの「シャドウを落とす」をオフにする。
・プロジェクト設定の色深度を8bitにする。

「パーティクルプレイグラウンド」「エコー」「ブラー(レンズ)」
を使っていながら「重い」とか言うのは無し。


文字を溶かす

標準のエフェクト「ミディアン」を文字に適用し、数値を上げると文字が溶けたみたいになる。
手軽に文字を出したり消したりしたい時に役に立つかも。


0を省略する

1未満の小数を入力する際、初めの0は省略できる。
エクスプレッションの記述も同様に、「.1」と書けば「0.1」と認識される。
ほんの少しだけ得した気分になれる。


パラメーターを整数にする

ある業種の方から「位置のパラメータを全て整数にするにはどうすればいいのか」と質問を受けたので。
エクスプレッションで[Math.round(thisLayer.position[0]);Math.round(thisLayer.position[1])]。
どのようなキーフレームを打っても、値が全て整数になる。


Particularのラインを滑らかにする

Particularでラインを作る時、曲線が角ばってしまう時がある。
コンポジションのフレームレートを最大まで上げることで、多少改善される。
書き出す時はレンダーキューで任意のフレームレートを指定すればいい。


レイヤーを増やしすぎた時

一つのコンポジションにレイヤーを増やしすぎると、下の方のレイヤーが黒くなってしまう。
上の方のレイヤーを「シャイ」スイッチで隠すことで、下層のレイヤーも表示できるようになる。


レイヤーのサイズのマスクを作成

レイヤーを選択した状態で、マスクツールのボタンをダブルクリック。
楕円形マスクで四隅を暗くしたい時とか使えると思う。

何も選択していない場合は、コンポジションのサイズのシェイプレイヤーが作成される。


カメラが常に前を見るようにする

エクスプレッションで目標点を位置にリンクさせるだけ。
向きを変えたい時は角度を調整する。
こうした方がいろいろと作りやすいことが多い。


レイヤーの位置だけを固定する

マスク作業中にベジェを動かそうとしてレイヤーを動かしてしまうことがあったので考えた。
動かしたくないレイヤーの位置をエクスプレッションでnullから引っ張る。
あとはnullを隠しておけばいい。


キャッシュの消去

Ctrl+Alt+/。
あまり知られていないショートカット。


滲ませる

調整レイヤーに「ブラー(合成)」を適用。
調整レイヤーのモードを「オーバーレイ」に。
お手軽に質感が向上するので重宝。


マッハバンド対策

グラデ部分に発生する問題はプロジェクト設定の色深度を16bitにすることで劇的に解消される。
但し、元素材が割れている時は効果がない。
処理が重くなるので状況に応じて使う。


近づいてもスケールを保つ

カメラが近づいても位置は保ちつつ、スケールを変えたくない時に。
スケールにカメラのZ位置を与える。
ポイントを示した地図に寄る時とか使えるはず。


前後関係のリセット

調整レイヤーを挟むことで、3D的な前後関係が調整レイヤーの上下で区切られる。
複雑な3Dコンポジションを組む際にお世話になる。


地味で便利なショートカットまとめ

■フッテージ選択時に「Ctrl+Backspace」
:フッテージを問答無用で消去。

■「F2」
:全ての選択を解除。

■「J」「K」
:「J」は左方向、「K」は右方向に、画面に表示されているキーフレームまで移動。

■キーフレーム選択時に「F9」
:イージーイーズ。

■フッテージと、置き換え対象のレイヤーを選んで「Ctrl+Alt+/」
:レイヤーの置き換え。Altを押しながらドラッグするより断然早い。

■マスクのあるレイヤー選択時に「F」
:マスクのぼかし幅のパラメータを表示。

■3Dレイヤー選択時に「A」を素早く2回
:マテリアル設定。カメラ・ライトだと各設定に。

■「Ctrl+Shift+H」
:ライト、ヌルのマークを消す。



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