人物


川谷勉三

川谷浩一選手の父。KAWAYAの二代目社長にしてレーサー。東兎豪雨災害の際には、増水した川を飛び越えて救助活動を行ったという逸話が伝わっている。レーサーとしての実績を積みつつ自身でパーツも開発していた稀有な選手。和式・洋式双方への造詣も深かった。大逆流事故で全身に噴出を浴び、行方不明に。


ボットン教授

便座レースの生き字引とされる偉大な研究者。便座レースの父、ベン・フンバルトの遠い親戚でもある。大学でフンバルト研究を行う傍ら、ヘスカトーレ社の特別顧問を務める。孫のモレノ選手には手を焼いている模様。便所コブラの飼育や研究、探検等に忙しく、常に資金不足を嘆いている。複数の便所コブラを飼育して手懐けている。


ザヤック会長

国際便座レース連盟会長。トイレ洗浄剤「ザヤック・カプセル」で財を成した実業家。大逆流事故の後の便座レース人気が低迷していた時機に会長に就任、大改革を行い便座レース人気を回復させた。混沌としていたレギュレーションを整備するなど、レースとしての分かりやすさを主眼に置いた方針転換はトゥマーリノやベン・フンバルトといったスター選手を生み出し、多くの新規ファンを獲得した。一方で方針に反発したゲーヒン選手らの引退を招いた。便座レースの愛好家からは「話が長い奴」と呼ばれ好かれていない。自称の経歴によるとハイスクールで便座レース部のキャプテンを務めたとされ、全盛期のフルーチン並に速いと豪語しているが「そのうち走る」と言い続けてなかなか実際には走らない。


イン・モウ

便覇の若き代表。人工知能開発の分野において天才と称されている。莫大な利益を全て便座関係に投資する異様なまでの執着心の持ち主。新パーツの開発に強い意欲を示しており、有益なデータを収集できる優秀な便座レーサーを常に探しているという。独自に開発したハイテクトイレに搭乗しているが、走行機能は抑えてあり、レースに参加する事は無い。志利野アナのファンである事でも知られる。


ブリュッセル

体勢を低く保ち、地面に張り付くような走行が特徴の選手。当たりに強く、粘りのブリュッセルと称された。大逆流事故の際、噴射を全身に受け大気圏外へと飛ばされる。便呼吸法により生還したが精神的ダメージが大きく、もう便座に乗ることは無いという。尚、大逆流事故の際に脱げたパンツは衛星軌道上を漂い続け、10年後に国際宇宙便所の窓に張り付き、施設内は騒然となった。 


雲剋斎

便座仙人の異名を持つ達人。大逆流事故の際に便座が割れ、第一線を退いたものの便座レースへの関心は尽きず、大逆流事故の爆心地において調査発掘を行っている他、冴えないおじさんの格好で一般人に紛れ込んで観戦しているという。座右の銘は「雲竹菜夜」(あらゆるものは日々変化するという意味の中国の故事から生まれた言葉)


フンド師

巨万の富を持つトイレ王。ザヤック会長が唯一頭が上がらない人物。己を捨てた究極の体を手に入れて以降、人前に姿を現すのは「トイレット・フェスティバル」の時に限られる。マウント・キバリーの麓に自身の夢を詰め込んだ「トイレタリウム」を建造。21世紀のピラミッドと称されている。その権力と莫大な財産を巡って各勢力の思惑が交錯している。


奥田印慶(おくだしるよし)

奥田家当主。自走バキュームカーや巨大昆虫の研究の総責任者でもある。


奥田江丸(おくだえまる)

印慶を奥田家から追い出そうと画策しているとされる。


志利野アナ

トイレットシャワーでお馴染みのアイドル。有名曲は「シュシュシュヲシュレット」や、激走!便座レースでアレンジされ使用されている「漏らさない想い」など。コンサートで便座で走行する事が定番の演出。ヨネイ・エンターテインメント所属。


空疎マミレ

便座レースの実況で有名なバーチャル便チューバー。


モロダシ・ボン

真瑠田市の公式キャラクター。市のマークがモチーフとなっている。ゆるキャラブームに便乗しようと企画されたものの、予算の都合により頭部のみの制作となった。市の催し物の際には肉体に自信のある市役所職員がこれを装着し参加するが、その生々しさから評判は芳しくない。


スカロトノフ少佐

元某国の特務機関員で、現在フルーチン顧問のパンツを所持しているとされる人物。「便結晶」を収集しているという。


古江田名人

14~15連打で知られるゲーム名人。連打とか長押しについて熱く語るが、得意ゲームについて聞かれるとしどろもどろになり小声であやふやに答える。ゲームに高額課金した話をよくし、「またすぐカンストしちゃったよ」と決め台詞のように言うが、タイトル名を聞くと別の話を始める。外出する時はもっぱら自転車で、かなり遠いところまで行くらしい。千葉を横断した話を何度もする。名前の由来は「走れ!便太」の登場人物。


便太

「走れ!便太」の主人公。地下室で見つけた意志を持った便座に座ると尻が離れなくなり、世界最速になるまで運命を共にする事に。


小江田名人

「漏らしたらそこでレース終了だよ」のセリフで知られる「走れ!便太」の登場人物。元プロレーサーの立場から便太をサポートし続けてきたが、便太を暗黒便から守るため自ら漏らし、暗黒便もろとも異空間へと消えた。


専門用語


フンバルトエンジン

ドイツ人技師「ベン・フンバルト」が開発した浮上と推進力を生む装置。我慢することから生じる上向きの力で浮上し、便威によって推進する。


便気

便座レーサーが通過した後に残る黄色い残留物。便素濃度が高いが、人体に害は無いとされている。


便素

空気中に漂う物質。便威バーストとはこの便素がレーサーの便威に反応して起こる現象である。高純度便素を高温・高密度で反応させる「便素爆弾」は広範囲を汚染する非人道的兵器として国際条約で使用と所持が禁止されている。


便圧

誤った用法が浸透しているが、便圧は高ければ良いというものではない。高い便圧は瞬間的な加速力を生むが、再び圧を高めるまで加速力を失うことになる。低い便圧を維持しながらコースに即した適切な運用を行うマルミエール選手のような一流レーサーもいる。


便威

便座レーサーがフンバルトエンジンに伝える力。便威をコントロールする事により、便気圧や便威バースト等の現象を発生させる事が可能となる。現在は「気合い」や「意地」に近い意味合いでも使われている。


便気圧(べんきあつ)

便座レーサーが減速時に発生させる衝撃波。発散させていた便威を内側に収束させる事による、レーサー周辺の急激な気圧の変化が要因である。


便スポット

コース上にある便素集束体。レーサーが衝撃を加える事で様々な現象が発生する。


尻質

尻質が良いと便座への動きの伝わりが良くなり、カーブ性能が増すと言われているが、尻質で全てが決まるわけではない。低い尻質でも適切なパーツ構成と便座カバーを使用すればおおよそのコースには対応可能である。


尻圧

便座への圧力の強さを表す「尻圧」は、速度を抑える際に影響する。


糞囲気(ふんいき)

気持ちの盛り上がり。糞囲気の高いレーサーは場を盛り上げたとして高く評価され、報酬が上乗せされる。


トイレット・ハイ

糞囲気が高まり、高揚した精神状態の事を指す。レーサーの潜在能力が引き出されるという。


宇夢値(うむち)

レーサーの総合的な力から算出される数値。「ウムティーの奇跡」から生まれた「Umuty Point」という数値に漢字を当てたもの。一般的に1万宇夢値がプロレーサーのボーダーラインとされる。全盛期のフルーチンの宇夢値は宇夢値計測機が限界を超え破損。推定30万宇夢値を超えていたと言われる。(当時の宇夢値計測機は直接レーサーの尻に当てる必要があり、現在のものよりも遥かに壊れやすかった)現在宇夢値計測機は性能が向上し、周辺に潜む強力な便座レーサーを探すレーダーとしても用いられる場合がある。


便話(べんわ)

下水道を介して行う遠距離会話。特定の周波数を用いる事で目標とする便器にのみ音声を送る事ができる。便器から「ゴポゴポ」と音がしたら、誰かから便話がかかってきた合図である。


一本GSO勝負

周回の無いコースを用いた勝負。異なる団体同士の突発的なレースはスタートとゴールを決めるだけの準備に手間のかからないこの方式で行われる事が多い。プロテストの最終試験の形式でもある。参加レーサーは後先を顧みず全力で走行する事から高速レースになりやすく、技術やパーツが不十分な初心者が挑戦すると徹底的に打ちのめされ、自信喪失につながる。GSOはGreat Spead Ordealの略である。


ガ・マン耐久レース

ガ・マン諸島の複数の島で行われる周回数の多い耐久レース。コースとレース開催の管理はガ・マン財団が行っていたが、財団の財政破綻によりW.C.リーグに買い取られた。かつては24周が基本とされたが、我慢の限界を超えたレーサーが大変な事になり、島一つが使用できなくなる程の深刻な事態になった事から、現在は10周程度がフォーマットとなっている。


オモラ・シンフォニー

W.C.リーグで行われる最強選手を決める大会。オモラ湿地で3日間に渡って便威を解放し続けるという過酷なレース。唸り声が重なりハーモニーを奏でる事からシンフォニーの名が付いた。ショービジネスに特化した団体と思われがちなW.C.リーグだが「オモラ・シンフォニーはガチ」というのが便座レースファンの間では共通認識。


バキュームヘリ

緊急時の処理と衛生面の管理を保証する、テクノロジーの塊。便座レーサーの長距離の移動や事故の際の緊急搬送に用いられることがある。武装した制圧用タイプも存在する。


バキュームシャトル

宇宙空間に適応させたバキュームカーの一種。奥田家が開発を進めているが、爆発事故が多発しており計画は難航している。


便結晶

高い純度の結晶。便結晶が生成される条件は完全には明らかになっていないが、「高い便圧」「適量の便気と便素」「均一な便威」が条件と考えられている。


トイレットサポーター

レース中、偶発的にレーサーのトイレにコース上のトイレットキャッチャーや主婦、諜報員、保安官が乗ってしまう事がある。レースに有利な効果を得る事ができるが、故意ではないためルール上の問題は無い。


便座レース審判員

便座レースの審判員は緊張感を高めるため、常にギリギリの状態で参加している。そのため便座レーサーが通常のコースを外れたり、無謀なジャンプを行うと焦って正気を失い、正常な判定が行われなくなる場合がある。また、人員不足で新入りレーサーが審判員を任されるケースもあり、周回の計測ミスなどが起こる場合もある。


トイレットキャッチャー

レース中にまき散らされるトイレットペーパーを環境保全のためにキャッチしようとコース上でスタンバイしている運営スタッフ。偶発的にレーサーのトイレに乗ってしまう事がある。


便テクニック


便威バースト

高まった便威を空気中にある便素と反応させる事で強力な衝撃波を発生させる現象。レーサーの特性により衝撃波ではなく、レーサー周辺に便素反応が滞在するなど様々なパターンが存在する。


便威臨界

限界まで高まった便威が究極に高まった我慢と拮抗した結果、レーサーは無の境地へと至るとされる。いわゆる「悟り」の状態。非常に不安定であり、一つ間違えると便威が暴走し大惨事を招く恐れがある。大逆流事故はパンツが詰まったトイレのフンバルトエンジンが異常を起こし便威臨界が発生、冷静さを失った便座レーサーが便威を制御できずに暴走させてしまい、「便素爆弾」と同様の現象が発生したのではないかという調査結果がある。


急速落下

空中から一気にトイレを降下させる技。着地後は強い加速力を得る事ができる。「便フォール」「ボットンプッシュ」「便座落とし」などと呼称が複数あり混乱を招く原因となっている。これを使いこなす事が一流便座レーサーへの第一歩である。


尻矢アロー

80年代を代表する便座レーサー、尻矢傑選手※(現理事)のゴール直前のアクロバティックな加速方法。その名の通り矢の如く加速するが、尻への負担が大きく選手生命を縮めるため、現在は禁止行為とされている。川谷勉三氏がこれを応用した前方への鋭い突撃を会得したという噂がある。
※尻屋理事長は現役当時は「尻矢傑」として選手登録していた。


ノグ・ソニック

一度コースから外れ、草むらにうずくまった後に超加速をする野久地総治の必殺技。技の真相を確かめようと便スポの記者が草むらに潜んで待ち、ノグ・ソニックの瞬間の写真を撮ろうとしたのだが、何かを叫んだ後に動かなくなり、そのまま入院した。


川谷飛び

川谷勉三選手が川辺でジャンプを繰り返していたことから、便座レーサーによる高いジャンプが川谷飛びと呼ばれるようになった。


便呼吸法

便座に尻を密着させ便器内の空気が漏れないようにした上で、特殊な技術を用いて尻から肺に空気を取り込む事で宇宙空間でも生存を可能にする技術。宇宙飛行士が船外便活動の際に用いる。便器内に確保できる空気の量から、便呼吸法の限界は5分程度であるとされてきたが、大逆流事故で大気圏外に飛ばされたブリュッセル選手はこれを15分以上続け生還した。


ダブル和式

二器の和式便器を使用する走法。左右のフンバルトが均一で、尚且つ並々ならぬ体幹の安定度が要求される。まともに走行できるのは世界的に見ても数名である。


スプラッシュロード

かつてレーサーが行っていた極めて過酷なトレーニング。おにぎりを食べ続けながら走る事で、便威をコントロールする術が身につくと言われていた。科学的根拠に乏しく、効果を疑う見方も多かった。人気バラエティー番組※で扱われ話題となり、真似をした小学生が漏らす事故が多発した事から問題化。次第に行われなくなった。
※「はいせ★つよしの便どうでしょう」の1コーナーで若手芸人やグラビアアイドルらがスプラッシュロードを行った


事件・事故


マルミエ・フルーチン事件

レース終了後にマルミエール選手とフルーチン選手が便座を取り違えたまま本国に持ち帰ってしまった事件。当時優位を誇っていた東側のフンバルト技術が西側に流出した。様々な憶測を呼んだが、フルーチン選手がスパイ疑惑をかけられ西側へと亡命を余儀なくされた。両選手共「間違えて持ち帰ってしまっただけ」と主張している。


大逆流事故

便座レースの歴史を変えた大規模な逆流事故。ブリュッセル選手が大気圏外に飛ばされた他、川谷勉三選手が行方不明に。事故によりフンバルト社の株価が急落。ヘデルセス社の飛躍的成長につながったため、数々の陰謀説が存在するが真相は不明。また、これを機に世界的に便座レース人気が失われ、現在の人気を取り戻すまで便座レースは冬の時代を迎えることになる。事故以降、レース会場にバキュームヘリの待機が義務付けられた。


牛乳事件

ヘスカトーレスタジアムのボットン選手のロッカーから異臭がし、清掃員が調べたところ、古くなった牛乳が大量に発見されて大騒ぎとなった。ボットン選手が連盟から支給された弁当の牛乳を飲めずに隠していたもので、他の選手のロッカーにも隠していた事が判明し大問題となる。


カレー事件

レース前にボットン選手がトイレにカレーをこぼしてしまった事をフルーチン顧問に叱責されるが、ボットン選手は「カレーをこぼしたのはゲイリー選手である」と言い張り、ショックを受けたゲイリー選手が帰ってしまった事件。


ゲイリーパンツ事件

東兎町のレースでゲイリー選手のパンツがどこかにいってしまい、レースに参加できないという事態に。原因は野良犬であったと言われている。


バナナ事件

川谷選手がおやつのバナナを大量にパンツに入れたままレースに参加してしまい、レース中に全てのバナナがコースに落下。後続のレーサーがこれを食して便威を高め逆転するという結果に。


便座接着事件

モレノ選手の尻が便座から離れなくなった事件。そのままの状態での飛行機への登場を拒否されたモレノ選手が添乗員を便所コブラで脅すなどし、大騒ぎとなった。関東一帯で多発している便座への接着剤塗布事件の一つ。


連続洋和換装事件

関東一帯で発生している、洋式が和式にすり替えられる事件。和式至上主義者による犯行と思われるが、犯人は特定されていない。


大誤審事件

オテアラ遺跡のレースで起きた、レーサーの順位が正しく計測されなくなった事件。原因は配布された弁当が古い物だったため、審判員が深刻な事態に陥り、それどこではなくなったため。弁当配送担当者はB・ザカバー刑務所に送られた。


創作物


走れ!便太

 便座レースをテーマにしたアニメ。諸事情により2話で打ち切り。志利野アナが声優としてゲスト出演したが、現在では黒歴史とされファンの間ではその話題はタブーとされている。アニメと同時に連載が開始された、草井仁弦による漫画は尚も連載中である。


機動便器フンバル

大人気ロボットアニメ。「漏らさなければどうということは無い」等の名言が多い。劇場版「激臭のブシャー」における、地球に迫る巨大宇宙便所を多数の機動便器が押し返すシーンはあまりにも有名。


オムⅡ

「機動便器フンバル」に登場するモビルトイレ。通常の3倍臭く、赤い水洗と呼ばれる「ブシャー少佐専用オム」がよく知られる。茨城トイレットパークに実物大の像がある。


モロダ4

「機動便器フンバル」に登場するプチモビルトイレ。正式名称はPMT400。


オモラシンデレラ


オモラ湿地を舞台に繰り広げられる壮大な物語。主演のタレーナ&ガシーの演技が高く評価され世界的大ヒット。便アカデミー賞の作品賞にも選ばれた。二年後に続編である2が公開されたが全く話題にならなかった。


便夢

1975年のフランス映画「Rêves des toilettes」(トイレが見る夢)の邦題。酔っぱらって便器に頭を突っ込んだ青年がそのまま生活するという内容。


魔王城で拾った物を食べた勇者、トイレが見つからず盛大に漏らす


異世界転生し最強の力を手に入れた主人公が魔王の城で見つけたアイスを食べて腹を壊し、パーティーメンバーから白い目で見られる話。アニメ化もされた。

ブリーフの森のワルツ

ワールドクリエイトが開発した通称「ブリモワ」と呼ばれるゲーム。森に迷い込んだプレイヤーが野生のブリーフ達と親交を深めてゆくブリーフシミュレーション。世界中で爆発的人気を誇り、大量の廃人、通称「ブリモワー」を生む。ワールドクリエイト社はこの利益により「W.C.リーグ」設立に至る。


はいせ★つよしの便どうでしょう

数々の名場面を生んだ伝説の人気バラエティ番組。


便座レーサー トイレットデュエル


イシュー社が手がけるトレーディングカード。世界中の便座レーサーが収録されている。対戦も可能。世界中に熱狂的コレクターがおり、限定生産のブリュッセルや野久地総治などのレジェンドレアカードは数百万円の値が付くなどする。

企業・組織・施設


Toilet Voltage TV


言わずと知れた便座レースチャンネル。


便Tube


言わずと知れた動画共有サイト。

HUNBALT


フンバルトエンジンメーカー。他企業に後れを取り、ヘデルセスとの提携を余儀なくされた。

Hedelces


トイレタンクメーカー。フンバルト社と提携している。凄まじい吸引力を誇る掃除機「ダイベン」でも知られる。

W.C.(ワールドクリエイト)


ゲームメーカー。莫大な資金を背景にヘコ・キングと共にW.C.リーグを創設。「スターだけの便座レース」を標榜し、若者を中心に絶大な人気を獲得しつつある。

NISESOFT


意欲や意気込みがある素振りを魅せるものの何も開発を行わない事で有名なゲーム開発会社。実績はゼロでありウェブサイトはハッタリで埋め尽くされていて一切信用できない。一方、所属サウンドチームである「ニセサウンド」はやる気と実行力に満ちており「激走!便座レース」の楽曲制作も手掛けている。

ヘコム


「はじめからヘコム」のキャッチフレーズで知られる消費者金融。


キタンマオイル


木のロゴマークで知られる植物由来のオイル。非常にヌルヌルし、塗るとヒリヒリする。


スカンクモーター


近年設立されたばかりのフンバルトエンジンメーカー。まだ試験段階の製品が多いが、匂いの少ないフンバルトエンジンを開発理念としており、プロレーサーも注目している。トイレ修理部門が故意にトイレを傷つけ、修理費用を水増しした事が発覚し問題となった。

パンツラジオ


秋葉原にある家電量販店。ラジオ付きパンツといえばここ。近年はトイレ販売にも力を入れている。

東兎製菓


「ブリブリ君」や「ブッポリュブビーバ」で知られるお菓子メーカー。

ベン・ジョー・トイレットスクール

かのベン・ジョー氏が、便器製造からの撤退後に新規事業としてレーサー育成を担う施設として開校した専門学校。過酷な生活と厳しい訓練が強いられ、更生施設としての役割も担っていた。流域汚染事故によりベン・ジョー氏への批難が集中。廃校となる。スクール出身者は機械のような正確な走行を行う事から「トイレット・サイボーグ」と呼ばれた。


W.C.リーグ

「スターだけの便座レース」をテーマにワールドクリエイト社とヘコ・キング氏が出資し発足した便座レース団体。莫大な資金で次々と夢のようなレースを実現させ、若者を中心に支持を得ている。一方で強引なスカウトや実力よりも話題性主体の方針に「便座レースの質を下げている」という批判もある。


茨城激便会

若者達が改造便座で暴走行為を繰り返す迷惑集団。主に茨城トイレットパーク周辺を活動拠点としている。また、宣伝活動用のトラックが団体歌「宇宙は茨城」を大音量で再生しながら走行する様子が各地で見受けられる。


便座愛好婦人会

各地に出向き、レースを盛り上げるためという理由でトイレットペーパーを投げ込む主婦の団体。


便通

米異グループ系列の大手広告代理店。ブリンピックのトイレ設置業務をめぐる汚職が発覚し、複数の関係者が漏らした。


米異グループ

かつての米異財閥を母体とする多業種に展開する巨大グループ。近年はナンベンと提携するなど便座事業にも力を入れている。多くのアイドルやタレントが所属する「ヨネイ・エンターテインメント」が有名。


奥田家

トイレ業界を影で牛耳ると噂される一族と、その関連組織を含めた総称。トイレ利権を巡るKAWAYAとの確執が噂されている。


便忍衆

徳川家に仕えたとされる忍者集団。厠に潜み敵の尻に手裏剣を投げたり、水中で盛んに泡を出す等の便忍法が今に伝えられる。真偽は定かではないが、水戸黄門が便忍衆を生み出したという逸話も伝わっている。


関東和式連合

真田氏が結成した和式愛好団体。団体の方針として洋式を「外来種」と呼ぶ。過剰な和式愛ゆえの、洋式便座への接着剤塗布や、無断で洋式を和式に交換するなどの過激な行動が問題となっている。野久地総治氏を神として崇拝している。


国際宇宙便所

宇宙飛行士がトイレに行きたくなった時のため、MUSAをはじめ各国の宇宙開発機関が共同で開発した400㎞上空の公衆便所。大逆流事故で飛ばされたブリュッセル選手のパンツが窓に張り付き、エイリアンと勘違いした便所常駐クルーがパニックを起こして暴れ、配管などが破損。修復の見通しが立たず施設は無期限の閉鎖となった。


ベン・ジョーフード(旧ベン・ジョーイーツ)


ベン・ジョー氏がW.C.リーグの契約金を元に始めたフードデリバリーサービス。ギリギリの状態の配達員を用いる事で極めて迅速な配達を可能としている。コロナ禍による外出自粛の影響で世界的に急速に普及した一方、「店と味が変わっている気がする」「変なにおいがする」「米が黄色くなっているように見える」「カレーの量がおかしい」「カレーを頼んでいないのにカレーだった」「カレーしか来ない」「カレーのように見えたがカレーではない何かだった」といったクレームが多く寄せられ、問題になっている。かつては「ベン・ジョーイーツ」という名称だったが、間違い電話が多く寄せられたため変更したという。心身を鍛えられるため駆け出しの便座レーサーのアルバイトとして定番となりつつある。


黄茶寿司


米異グループの関連会社「ヨネイフード」が経営する寿司の全国チェーン。名前の由来は、黄金の稲穂とそれを育む大地の土の色であるという。自動走行するトイレがトレイに乗った寿司を運んできてくれる他、店内をトイレで走行できる。また、店内のトイレまでトイレで移動しトイレが運んできたトレイに乗った寿司を食べる事もできる。

その他


ブリンピック

4年に一度世界中からアスリートが集まり数々の競技を行う祭典。主な種目は便道、競技カンチョー、便プッシュ、便座レース、フルースタイルトイレットなど。便座レースは以前は洋式のみだったが、2000年のシドニー大会から和式部門が登場した。


波見出多鎮魂祭

大蒜池で行われる祭り。由来は地域一帯を治めたものの厠で敵襲に遭い非業の死を遂げた「波見出多尖端」を祭ったものとされる。便座神輿や木造便器による便座レースが祭りのクライマックス。 


黄茶便合戦

大晦日に放送される便合戦。毎年その年を賑わせたトイレ関係者がゲスト出演し大盛り上がりを見せる


箱根激便

正月恒例の大学対抗便座レース。正式には「東京箱根間往復大学便座競走」タオルを繋ぎ、二日間に渡り往路復路で競う。多くの選手が途中で寒さで腹を壊し、我を失ってあらぬ方向へと走り去ってしまうため、完走できるチームは限りなく少ない。公式テーマソング「魂のタオル」は他の便座レースでも使用されるため非常に有名。


全国高校便座レース大会

春と夏に肛子園で開催される高校対抗の便座レース大会。洋式の部と和式の部があり、毎年数々のドラマが生まれる。負けたチームの選手が土や、土のようなものを持ち帰るのが風物詩となっている。


トイレットマッシュルーム(便所茸)

便気を吸って育ったキノコ。吸った便気の質によって様々な性質を持つと言われている。便威を増強する効果があるため、コースに生えていたらとりあえず食べるのが良いとされるが、ボットン教授の研究によれば悪影響を及ぼす場合も多く、体の一部がキノコになったような幻影を見るケースもあるという。


便餅

主に東兎町で正月に食べられる、無病息災と家内安全を祈る餅



ブリブリ君ミルクソーダ

東兎製菓の氷菓。夏の定番。


雲コイン


何の話かよく分かっていない雲剋斎老人の資産を、ハラクーダ氏が言葉巧みに引き出して運用を開始した仮想通過。

東兎くみとりランド


かつてKAWAYAが計画していたレジャー施設。オイルショックの影響により計画は頓挫し、建設が予定されていた敷地は通称「開発区」と呼ばれる公園となっている。KAWAYAの見解としては「資金繰りの見通しが立ったら建設を開始する」との事であり公式には中止となっておらず、依然として「建設予定地」の看板が存在する。


便所コブラ

トイレに潜むことが多い、一般的には白と青の縞模様を持つコブラ。小型でよく跳ねる。噛まれると尻が紫になる毒を持つ。モレノ選手が飼育しているのは、ボットン教授が南アフリカで捕獲したもので紫色。


便所ゴリラ

凄まじい執念でトイレを追跡し、怪力で便座を破壊するゴリラ。一度狙われたら回避する術は無いと言われる。


伝書蠅

目的地に辿り着けるように訓練された蠅。トイレを持ち上げる程の力を持つものもいる。


しわ寄せの黄色いパンツ

たまたまレース中に脱げたゲイリー選手のパンツが相手選手の顔に張り付き、離れなくなった事でゲイリー選手が勝利した事があった。この事実を題材にした「しわ寄せの黄色いパンツ」という志利野アナの歌がある。


ベンスポ

便座レースの関連情報満載の新聞。川谷選手が集中力を高めるために熟読している。



黄金時代

尻矢傑 ・ブリュッセル・雲剋斎・フルーチン・マルミエール・そして若き川谷勉三らが争った時代の事を指す。現在のスピード重視の展開よりも、より激しい便威と便威のぶつかり合いが見れたとして、当時を便座レースの絶頂期であったとするファンも多い。


大掃除

ザヤック会長による21世紀初頭に行われたのレギュレーション大改革を指す。使用禁止とされた製造業者が煽りを受け、多くの失業者を生み、その後の便座レース団体の乱立に繋がったという見方もある。


便座レーサーの階級

・The Toilet
歴史上数名しか存在しない究極の称号。
弁当のお茶をホットかアイスか選べるようになる。
都心でなければ風呂・トイレ付きのアパートに住むのも夢ではないとされる。

・便神
・便鬼
世界レベルの便座レースで長期に渡り優秀な結果を残す事で認定される。
2つの称号に上下差は無く、自ら望む方の称号を名乗る事になる。
弁当にお茶(常温)が付くようになる。
大逆流事故発生時の川谷勉三氏は「便鬼」であった。
 
・便聖
・便魔
・便帝
・便王
世界レベルの便座レースで優秀な結果を残す事で認定される。
4つの称号に上下差は無く、走りのタイプによって審議会の判断で分類される。ここからの降格は無い。
トップレーサーと呼ぶに相応しいレベルであり、弁当の揚げ物の下にスパゲティが付くようになる。
フルーチン選手は「便聖」であったがマルミエ・フルーチン事件を機に称号を返上した。
 
・便魂
・便傑
・便豪
・便雄
大規模な便座レースで優秀な結果を残す事で認定される。
弁当に揚げ物が付くようになる。
「便雄」以上はコーチの資格を得る事ができる。
 
・爆便士
・激便士
・烈便士
・強便士
・中便士
・軽便士
公認便座レースでの獲得ポイントに基づいて称号が認定される。
著しく漏らしたり、やらかす事で降格する場合もある。
弁当に海苔やちくわが付くようになる。
会場のトイレットペーパー片付け作業によく駆り出される。
また、臨時の審判員としてもよく駆り出される。
便座レーサーにとっては最も過酷な時期であると言える。
 
・便人
公認便座レースに出場しつつ、まだ実績の少ないレーサー。
弁当はおにぎり一個。
会場のトイレットペーパー片付け作業によく駆り出される。

・便見習い
公認便座レースに未出場のレーサー。
弁当は梅干しのみ。
会場のトイレットペーパー片付け作業によく駆り出される。
 
引退後は最後の称号に「大」(”おお”と発音)や「超」を冠して呼ぶのが通例。
「大便王 尻屋傑」など。
その他、「便麗人 マルミエール」「便超人 ブリュッセル」「便仙人 雲剋斎」等、伝説級のレーサーには固有の称号が存在する場合がある。

駄ソフトLINEスタンプ

 
言いにく事を笑顔で言うスタンプ

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