トイレパーツについて

 


各パーツは共通規格によって異なるメーカーのものでも組み合わせる事ができ、届け出さえすればレース毎に交換が可能。但しフンバルトエンジンは便器と一体化しており、頻繁に交換することはできない。この他に、燃料とも言える「弁当」が便座レーサーの体調を大きく左右し、走行に大きな影響を与える。

便座カバー 


フェゴール社製カバー

華麗なデザインのトイレ(レース用ではなく観賞用)を作る事で知られるフランスのトイレメーカー。プロ用便座カバーブランドとしても知られ、トイレットウェアやトイレットシューズも評価が高い。
 

Soft Wet

フェゴールを代表する競技用便座カバー。毛皮が使用されており、非常に力強いフンバルトを可能にする。但し尻との吸着は弱いため、カーブ性能は高くない。連盟のプロレーサーに支給される便座カバーとしても知られる。
 

Soft Wet-Ⅱ

Soft Wetの加速力を高めつつ、ブレーキ性能も向上させた競技用便座カバーの決定版。急発進力に劣るものの、減速や停止の少ないコースでは無類の強さを誇る。


Nio製カバー

タンクなど一部パーツを製作。トイレットウェアやシューズも僅かながら生産している。仁王グループの一社。
 

Hard-C

傑作と名高いNio製の便座カバー。発売から20年以上経つが、色あせることの無い性能を誇っている。ヤモリの足が壁に吸着する原理を応用した新素材が尻に強固に吸着することで尻の動きを的確に便座に伝達し、より高いカーブ性能を実現している。瞬間的な加速力は高いが、便威の伝達力は低いので直線勝負には弱い。
 

Hard-O

Hard-Cの吸着力は便座レースを変える程の衝撃を持って迎えられたが、瞬間的な尻の横の動きには弱い面があり、「細い路地などで求められるクイックな動作に難がある」というレーサー達からのフィードバックを受けて開発されたのがHard-Oである。MUSAが開発した新素材が尻の回転運動を的確に便座に伝える。カーブ性能は非常に高まったが、瞬間的な加速力はややHard-Cに劣る。


HANACO製カバー

 イレットウェアやシューズ、便座カバーのメーカー。主に民間向けだが材質へのこだわりはプロレーサーからも評価が高い。
 

フラワーガーデン

カジュアル層向けの便座カバーだが、シルクの肌触りは高いリラックス効果があり、硬すぎず、柔らかすぎない絶妙な尻触りからコースを選ばない性能を誇る。川谷選手も便スポのインタビューにおいて「迷ったらフラワーガーデン」と発言しており、愛用するプロレーサーも多い。あまりに有名な事から模造品が多く出回っている。中には尻を守るどころか走行中に外れたり、尻に張り付いて取れなくなってしまうといった粗悪品の報告もあるので注意を要する。
 

スカイハイ

高反発素材を用いる事で、便座から尻が離れる際に極めて強い上昇力を生み出す便座カバー。本来は高い所の物を取る用の製品としてテレビショッピングで細々と販売されていただけであったが、鳳飛選手が公式大会で使用し、優勝した事で一躍有名となった。但し、この製品は本来は停止状態の便座で使用するものであり、レース中のハイジャンプは大変危険を伴う。鳳飛選手が電線に引っかかって感電してからは使用する選手はほぼいなくなった。


ブリュレ製カバー

フランスの老舗菓子メーカー。経営をV字回復させたトゥマーリノの私物と化しているところがある。   
 

Infini

便座と一体化し、光輝くカバー。特殊な製法で生産されているとされ、一般に流通する事は無い。その製法に関しては極秘事項となっている。


KAWAYA製カバー

国内最大のトイレメーカー。ボディからフタ、エンジンに至るまで全ての関連部品を川谷グループとその子会社で製作している。川谷浩一選手の優勝で世界的評価を得た。   
 

便鬼

若き日の川谷勉三氏が制作したという便座カバー。素材に紙やすりを用いる事で驚異的な密着力を発揮する一方、「詰まり」からの復帰が困難になるという欠点を持つ。「壁に当たって詰まりを発生させるようでは便座レースを行う資格は無い」という勉三氏の思想を反映した性能となっている。急加速のパワーにも優れ、暴れ馬と呼ぶにふさわしい。勉三氏本人が制作した数点しか存在せず、一般販売はされていない。


GINBAE レジェンドカバーシリーズ

銀座のトイレショップ。プロ用のレース用品を取り扱っている。
 

尻矢アロー

GINBAEのレジェンドカバーシリーズの第1弾。あの尻矢選手の圧倒的な瞬発力をイメージした便座カバー。尻屋会長が全面的に開発に協力。現役当時のパンツが素材として使用されている事から数量に限りがあり、大変貴重。尻矢選手の尻矢アローは選手生命を縮める危険なものだったが、本製品にはそのようなリスクは無い。
 

ブリュッセルタイム

「粘りのブリュッセル」の異名を持つブリュッセル氏は前半を耐えてからの後半の追い上げが凄まじく、彼の加速が始まると選手の間では「ブリュッセルタイム」と呼ばれ恐れられた。GINBAEのレジェンドシリーズ第2弾となるこの便座カバーも時間と共に尻との一体感が増し、速度が上昇する仕様となっている。氏本人が現役時代に使用したパンツが織り込まれており、生産数は限られている。(余談だが、国際宇宙便所に張り付いたパンツはMUSAから返却されたものの、ブリュッセル氏が廃棄したとされる)残念ながら現在ブリュッセル氏は便座レースへの情熱を完全に失っており、当便座カバーの開発も交渉の段階で大きく難航した。
 

雲竹菜夜

GINBAEのレジェンドカバーシリーズ第3弾。その名は、雲まで伸びた竹がその日の夜には食菜にされたという中国の故事に基づく、雲剋斎の座右の銘。たとえ天に届くような地位にいても一夜で立場が変わりかねないという戒めが込められている。雲剋斎はパンツを着用しないスタイルのため、特別に提供された体毛の一部を素材として織り込んでおり大変貴重。表面に生薬を配合した油を塗りこむ事で、序盤の凄まじい加速で勝負を決める雲剋斎の走りを再現した性能となっている。
 

フローラル・マルミエール

GINBAEのレジェンドカバーシリーズ第4弾。マルミエール氏自らデザインした華麗な装飾が特徴。マルミエール氏が愛する薔薇のエキスと、現役時代のパンツが織り込まれており、周囲に甘美な芳香が漂う。高価な素材が用いられている事から他のレジェンドカバーと比較して価格が3倍以上となっているが発売後即座に完売となった。
 

ザ・フルーチン

GINBAEの開発者が約5年の歳月を費やして開発した、レジェンドカバーシリーズの中でも特異な便座カバー。全盛期のフルーチンには及ばないものの、全ての点において平均を上回る弱点の無い走行性能を誇る。「氷点下の便圧」を再現した低温素材によりレーサーの憤怒が発現しにくくなるものの、それを補って余りある性能を有している。微量ではあるが現役時代のフルーチンのパンツが織り込まれており、開発チームはスカロトノフ少佐からパンツの繊維を得るために莫大な量の便結晶を費やしたという。多くの便座レースファンが待ち望んだ便座カバーであり、予約開始日にはアクセスが殺到し、GINBAEストアのサーバーがダウン。生産数が極端に少ない事もあり大きな混乱を招いた。最終的には便座レースによる優秀な成績を条件とする極めて異例の限定販売がされた。便スポのインタビューにおけるフルーチン顧問の「実力の伴わないレーサーには私のパンツに触れる資格は無い」という発言が影響しているとされる。


生産者不明カバー

悟空

猿の毛皮で作られたという便座カバー。翠仙郷近くの町でかつて尻屋理事が土産物として購入したらしい。「便覇」のロゴのシールが貼られているが、このような製品は便覇のラインナップには存在しない。


トイレタンク 

ナンベン(旧・難波便座製作所)製タンク


小さな町工場から便座製作で成長した関西のメーカー。主婦層をターゲットにしたカジュアル便座が広く流通している。和式自動車や、黄金の便座を制作するなど派手なパフォーマンスでも知られる。
 

信長

走行中にペーパー切れを起こさないよう、増設スペースに予備ペーパーを搭載できるタンク。このタンクの登場後、残弾に余裕ができたためレーススタート前に相手選手に向けてペーパーを投げる行為が頻発した。怪我人が出るなど問題となり、国際便座レース連盟の規定によりスタート前の投擲は禁止行為となった。
 

秀吉

現在では当たり前となった、イートイントイレの先駆け。内部に冷蔵庫を備えた画期的なトイレタンク。最終的には便器だけで生活できるようにしたいというナンベンの理念が形になったものである。実際に災害時に秀吉で生き延びたという複数の事例から、公共施設の多くで秀吉が設置されるようになった。冷蔵庫の容量を増した「秀頼」や、電気ポットを備えた「利休」などの派生製品がある。
 

家康

「出るまで待とう」がテーマの長期戦向けトイレタンクとして発売されるものの、構造に大きな欠陥があり発売後間もなく大漏らし事故が多発。ナンベンの信用を大きく失墜させた。現在生産されておらず、ナンベン博物館以外で製品を目にする事はできないが「激走!便座レース」に実装されている。
 

与一

背中と肩をサポートする機能を備えた新開発のトイレタンク。パワードスーツから発想を得たという。この与一を使用するとレーサーのペーパー投擲速度と飛距離が約二倍になる事が確認されている。但し、飛距離と引き換えに近い目標物に当てづらくなるため状況に応じた運用が求められる。


ウルトラシャワー社製タンク


アメリカのトイレメーカー。パワーを最大にすると人が浮き上がる程の強力な洗浄機能が売り。製品は頑丈で壊れにくい事でも知られる。
 

グレイトボウル

頑丈さに特化したウルトラシャワー社の理念が詰まった製品。「BJT※より強いトイレ」のキャッチフレーズでアメリカのトイレ地図を瞬く間に塗り替えた。当社のタンクはこの1製品のみであり、細かいグレードアップを続けながら50年近く愛されている。
※ベン・ジョー氏のトイレメーカー。戦後、軍事工場を転用した大量生産で爆発的にアメリカの家庭に普及したが、壊れやすい点が問題視されていた。


GINBAE製タンク


銀座のトイレットショップ。細かい注文にも丁寧に対応する事でプロレーサー御用達の店となっている。

Silver Fly

GINBAEが顧客と密なコミュニケーションを繰り返し、KAWAYAと共同で開発したトイレタンク。便威の伝達を促進する「ブレールット」をタンク内に満たす事で急速な発進を可能にしている。スタート時に使用する事でロケットのような発進が行える。


フェゴール社製タンク

Air

素材に和紙が使用されていることで話題となったフェゴールの超軽量トイレタンク。本来はインテリアとして製造されたものである。レースにおいて速度は出るものの、車体が浮かびやすくなり安定性は著しく損なわれる。鳳飛選手が愛用していた事で知られるが、東兎町のレースにおいて電線に引っかかって感電してしまった事から、フェゴールはこのトイレタンクでの走行は行わないよう呼びかけている。


KANBALI製タンク


独自にフンバルトエンジンを製作しているハンガリーの技術者集団。使用にテクニックが必要な偏った性能だが、一部に熱狂的な愛好家がいる。
 

バジリスク

既存の概念に囚われない設計理念で知られるKANBALIが開発した、周囲のレーサーに得体の知れない不快感を与えるトイレタンク。当然連盟から問題視されたのだが、タンクの内部には特殊な装置等は無く、何を禁止にすればいいのか分からない状態である。ボットン教授の推測によればタンクの形状がレーサーの唸り声を増幅し、不快感を与える振動となっているのだと言う。禁止パーツではないがバジリスクを使用するレーサーにはブーイングが浴びせられる事もあり、レーサーのモラルが問われるタンクである。
 

サラマンダー

1985年、無名だったバビデル選手がフルーチンらを抑えて優勝する事態が発生。勝因は誰も見たことがないトイレタンクだった。独自の路線を貫くKANBALIによる、「後方に向かって高熱を発する事で他の便座レーサーを寄せ付けない」という発想は、当時の規約では禁止されておらず、物議を醸した。結果的には便威以外で決着が着くのは好ましくないという国際便座レース連盟の方針の下、翌年からレーストイレの温度制限が設けられる事となった。現在サラマンダーは製造されておらず、現存するものも僅かだが、「激走!便座レース」内でその性能を体験できる。
 

サンダーバード

「タンク内部に電気ウナギを飼育する」という誰も想像しなかった仕組みによって、放電を可能としたKANBALI製トイレタンク。レーストイレに発電装置の搭載は禁止とされているが、生物に関する記載は無く、KANBALIらしいレギュレーションの隙を突いたパーツである。競技への影響が少なかった事から黙認されていたが、生物保護団体からの抗議を受け2008年の大改革により禁止パーツとされた。尚、ベン選手のブリッツショットは静電気によるものでありレギュレーションには抵触しない。
 

ガルーダ

レース中に便座レーサーの尻から放出される風圧をタンク内で増幅し、驚異的なペーパー投擲補助機能を実現したKANBALI製トイレタンク。開発段階で情報が漏洩しザヤック会長の知るところとなり、「便座レースはシューティングゲームではない」と、一度も実戦で使用される事なく禁止パーツとされた。エキシビジョンレースでさえも禁止とされる場合がある程だが、紙の消耗が激しく効果的な状況も限定的であり、禁止とされたのはその機能の派手さゆえの過剰反応だったとされる。
 

ティターン

KANBALIの伝説のトイレタンク。創立者がおよそ10年の歳月を費やし、ガレージで単身一つの大理石を彫って制作されたという。往年のベン・フンバルト2世がこれを大きく称え、KANBALIのその後に発展へとつながっていく。その精神の象徴として本社エントランスに展示されている。


便覇製タンク


 

珍一色

大陸では独自のトイレ規格がある事に加え、国家機密として厳重に管理されているため原則として国外に大陸製トイレパーツが出回る事はない。例外として輸出用のパーツが存在したが、トイレタンク「大三便」のダウングレード版として各国に輸出されていた「小三便」が、密かに使用者の便威情報を収集(便覇は否定しており、当局は問題の存在自体を認めていない)していた疑惑が浮上。消費者と市場からの信用を失い、現在では大陸外で流通しているパーツは極少数である。「珍一色」は、辺り一面を黄色く染めると言われる「黄一色」の機能を抑えた廉価版である。
 

小便喜

大陸で大流行したトイレタンク「大便喜」はレース中にレーサーの尻から出る空気を圧縮し、特殊な処理で増幅して放出するというメカニズムを備えたものだったが、高速走行中に出るBM2.5が大規模な大気汚染を引き起こし、一時は大陸全土の空が黄色く染まり太陽光を遮り、黄色い雨が降り注ぐ等の事態となった。国際的な批難を受け、気体の出る量を抑制し環境に配慮したとされるものが「小便喜」である。


KAWAYA製タンク

漏修羅

経営者になる前の技術者川谷勉三が最後に手掛けたパーツ。「漏らされる前に漏らせ」という言葉が残されている。タンク内に充満した活性便素がレーサーの漏らしに反応し、レーサーの眠れる能力を目覚めさせるという。


小椰子製薬製品 

トイレ用品をはじめ、様々な生活用品を販売する企業。キャッチーなネーミングの製品が多く、「うん!小椰子製薬」で始まるCMは有名。
 

 くっつき!ペタンピ


便器パーツの接続部分に塗り込む事で、レーストイレの耐久度を増す効果がある粘度の高い物質。衝突する事の多い初心者レーサーに愛用される。
 

すこやかホリデー


リラックス効果のある芳香で、レーサーに思い切りのいい旋回をする心のゆとりを与えるとされる。空中での旋回力が非常に高まるため、急速落下を用いた方向転換がより素早く行える。
 

トイレまっしぐら


便威にキレと勢いを与えるドリンク。これを大量に摂取してみて大変な事になるのは便チューバーの間でのお約束。
 

スグガマン


微弱な電気信号を発する事で尻の筋肉の力を増強する湿布。より迅速で確実な減速を行う事が可能となる。
 

熱尻シート


便座に貼る防寒用グッズだが、闘争心を上げる効果を期待して使用するレーサーも多い。
 

消臭Gain


風圧で周辺の空気を入れ替える新世代の芳香剤。高速着地と同時に地面のあららゆる脅威を排除。さらに視界の汚れも除去する。改良により「詰まり床」を除去可能になった他、99回まで使用可能となった。
 

モレデール


便威増強剤。公式レースでは使用禁止とされている場合が多い。急に来るため、油断すると漏らす危険性がある。
 

シリダイン レース用


便座に塗る事で尻との密着度を増す効果がある。急速落下までの時間を短縮させるとされる。
 

爆食チャージ


胃の活動を促進する錠剤。フードファイターの間で常用されるものだが、便座レーサーの間でも便威の回転を上げるため用いられている。
 

ショトケア


腕に巻く事で筋力をアップさせる効果がある。ペーパーショットを重視するレーサー向け。
 

激落ち空間


特定の液体と反応し、爆発的に気体を発する錠剤。
 

ズドンデス


性能を超えた急速落下を実現する、水流噴射口に取り付けるノズル。衝撃に耐えられる回数は3回までとなっている。
 

米取り物語


大気中に僅かに浮遊している米成分を吸着する粘着質の棒。
 

カミダノミン


集中力を高めるカプセル。驚異的なショットを可能にするという。
 

ゲキベンラッシュ


便威の増減を水流に反映するセンサー。
 

シリユール錠剤


少しの衝撃で便威が増す錠剤。
 

ニギリ仕込み


米を増幅する粉。少ない米で少しでも満腹感を増そうという商品だが、便座レーサーに目を付けられた。
 

廃!テンション


便威と糞囲気の維持を両立した画期的な商品。
 

俺のおいなりさん


股間の力を増強する特殊な装具。便威維持に効果がある事が発見された。
 

便威無法


上位のレーサーにプレッシャーを与える、腹に巻くタイプの装具。小椰子製薬の新技術が用いられている。

駄ソフトLINEスタンプ

 
アニマルビジネスマンスタンプ

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